top | contact | shop info
open: AM11:00〜PM 9:00 Tel:o3-3599-o6o1
休館日は、不定期となっておりますのでこちらをご覧ください。
 お台場のトヨタ パレットタウン メガウェブ ヒストリーガレージ 1Fにある「ミニカーショップ・グリース」





Column
私のおもちゃ箱から

第16回:ティレルP34 (サクラ 1/43)


最近、レーヴ・コレクションより1/43、「ティレルP34」の素晴らしいモデルがシリーズでリリースされ、よく売れている。この特異な「6輪F1」の人気はまだまだ高いようだ。
1976年、富士スピードウェイで開かれた「F1・日本GP」は、F1の歴史に残るレースであった。ニキ・ラウダとジェームス・ハントによるチャンピオン争いが、富士に持ち込まれていたのだ。当日は激しい雨となり、レース早々にラウダはみずからマシンを降り、レースを放棄。レースはロータスのマリオ・アンドレッティが優勝し、ハントが3位にすべりこんで、見事ドライバーズ・チャンピオンに輝いたのだ。シェクターの駆る「ティレルP34」は着実なドライブで5位に入っていた。このレースの終盤には嘘のように晴れて、激しい雨の後、夕焼けに輝く富士スピードウェイはとても印象的であった。このレースは私にとっても実際のF1レースを見た初めての経験であった。いまは無い「毎日グラフ」(毎日新聞社発行)の懸賞に当たり、スタンド券で見に行ったものだ。ちょうど目の前がティレルのピット。そのボデーに書かれた有名なカタカナの「タイレル」の文字が見えたかどうかの記憶は無い・・・。  
「ティレルP34」のモデルは時々再発売される。 1/12タミヤの傑作プラモデルをはじめ、いろいろと出ているが、今回紹介のモデルというよりはトイに近い。この「P34」は、当時のスーパーカーブームに乗って登場した、「サクラ」のもの。私がなぜランボルギーニやフェラーリではなくこれを買ったのかは、もはや覚えていない。なにか晴海のイベントで買ったような・・・?。「サクラ」は米澤時代のダイヤペットの製造メーカーの一つらしく、スーパーカーブームに乗って、さまざまなイタリアの人気車種を作っていた。ダイキャストのボデーに、プラスティックのエンジン、紙製のシールによるナンバーなど、いたってシンプルな成り立ちではあるが、プロポーションなどは「P34」の雰囲気を良く伝えているものだ。


個人情報について | 会社情報 | お問い合わせ | アクセス | サイトマップ
Copyright(C) 2016 Hokuto International LTD. All Rights Reserved.