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Column
私のおもちゃ箱から

第19回:1970年・大阪万博/モデューロ (レッドライン 1/43)


1970年3月、「人類の進歩と調和」をテーマに開催された、大阪万国博覧会から40年が経った。
あの頃は毎日のようにテレビや新聞で大々的なキャンペーンが繰り広げられていて、わたしも2回ほど万博見学に行った。最初に行ったのは春休み。大阪出身の学友を尋ね、共に万博めぐりをした。彼の実家が食堂をやっていたので、お世話になった。この時はじめて関西風のうどんを食べとても美味しかったことが今でも思い出される。 
二度目はその年の夏休み。行きは新幹線、帰りは夜行バスの強行日程で、その目的は「イタリア」館。カーグラフィックに掲載されていたピニンファリーナ・デザインの「モデューロ」を見に行く為だった。この「モデューロ」は途中から展示に追加されたもので、春に来た時には無かったものだ。まだ「スーパーカーブーム」の前で、海外のコンセプトカーが日本で見られるのは大変珍しく、どうしても見たかったので、わざわざ出かけていった。 
「モデューロ」は1970年のジュネーブ・ショーで発表され話題となっていた。デザインを担当したのは、当時のピニンファリーナのデザイナー、「パオロ・マルティン」。モノの本によれば、ごく短期間でデザインされたそうで、フェラーリ512Sをベースに、特徴はサイドビュー。フロントからリヤにかけてコンパスで描いたような半円にデザインされている。それまでにない構築的な造形をクルマとして成りたたせた優れたデザインであると思う。このクルマのミニカーは当時イタリアの「メーべ・トーイ」から出ていて、わたしも濃紺のものを所有している。
今回紹介するミニカーはレッドラインから、数年前に出た1/43レジンモデル。しかも、ジュネーブショーに登場した時のブラックと大阪万博のときに塗りかえられたホワイトの2色が相次いで発売され、さらには1/87モデルまで登場している。ちなみにバックにある岡本太郎氏の「太陽の塔」は当時の農協の景品。


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