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第35回：LEZARD
DU PARC（公園のトカゲ） （1/43）
子供の頃、遊園地やテーマパーク会場を巡回するバスや汽車に乗った思い出がだれにでもあるのではないだろうか。 わたし自身も向ヶ丘遊園や上野動物園のお猿の汽車に乗った思い出がある。
今回ご紹介のモデルは、数年前に、パリで買い求めたもの。 フランスの美食の街として知られる、リヨンにある「黄金の頭公園」。 そこで１９５１年ごろ走り回っていた「LEZARD DU
PARC・・・公園のトカゲ」号のもの。 「LEZARD DU PARC」というのは、公園内などを巡回するバスや汽車など、このようなタイプの乗り物を指すらしい。この車は、ルノーのコマーシャルカーとしてミニカーでも多数発売されている、「ルノー１０００KG」をベースに屋根をとっぱらったオープンスタイルの巡回ミニバスとなっている。
モデルは、木製のベース上にレジン製の1/43モデルと、10人の観光客と運転手のフィギュアーがのっている。 背景の写真は公園の正面入口のもの。 全体の仕上がりはとりたてて精密なものではないが、とてもよい雰囲気を醸しだしている。 そこが気に入って、つい手を出してしまった。 150個の限定品と記されている。
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