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Column
私のおもちゃ箱から

第39回:1975年 AMC PACER/プロモーションモデル(1/25)


1970年代のアメリカ車は排気ガス規制・安全問題・日本車の台頭などさまざまな問題を抱えていた。なかでもビック3+1の1であるアメリカン・モータース(AMC)はこの時代ジリ貧状態におちいりつつあった。ビック3がそのラインナップの小型化をおしすすめるなか、1975年AMCが期待を込めて送り出したのが「ペーサー」であった。 ゼロから開発された、それまでのアメリカ車には見られないパッケージグとスタイリングはきわめてユニークなものであった。もともとのコンセプトはロータリー・エンジン&フロントホイールドライブという革新的なものであった。そのコンセプトにあわせたショートホイールベース、2mにちかい幅広ボデーは、ガラス面積の大きい金魚鉢のようスタイルとなった。だが、最終的にはGMから供給されるはずだったロータリー・エンジンの開発がストップし、中身は既存の直6・レシプロエンジンに後輪駆動というコンサバティブなものとなってしまった。それでも発売当初は人気をあつめ、AMCにとってのヒット商品となり、モデルとしては1980年まで存続した。
アメリカの自動車メーカー各社は1950年代から宣伝用として、毎年のモデルチェンジ/マイナーチェンジにあわせてプロモーション・モデル(プロモ)と称するプラスティック・モデルをリリースしていた。これらの「プロモ」は単色+クロームメッキのシンプルな物だったが、いまやアメリカではコレクティブル・アイテムとして、ものによっては高額なものとなっている。また、これらの「プロモ」を手がけたAMTやジョーハンなどのアメリカのプラモデルメーカーは、これらをベースによりリアルなモデルをつくる為のKITを販売した。  
私のペーサーは、あるトイマーケットで見かけ、そのスタイルに魅せられて入手したもの。ここに来て、オランダの「NEO」から1/43レジンモデルが・・・、さらにはことし公開されたDISNEY/PIXCERの「カーズ 2」には”ACER”として登場するなどちょっとした「PACER」ブームがおきている・・・?


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