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Column
私のおもちゃ箱から

第57回:1936年 スタウト スカラブ / ブルックリンモデル 1/43
むかし、何かの雑誌で見たこの奇妙なクルマのことがずっと気になっていた。 アメリカの博物館でクルマのデザインに関するイベントに展示され、そのカタログにも写真が掲載されていた。 
このクルマは1932年、アメリカ人「ウィリアム・ブッシェル・スタウト」によって開発がすすめられ、 スタイリングはオランダ人の有名な自動車エンジニア「ジョン・ジャーダ」によるもの。 このワンボックスカーの起源ともいうべきクルマは航空機にも通じるモノコックボディーで、 リヤにフォード製V8エンジンを積み後輪を駆動していた。 サスペンションはコイルスプリングによる4輪独立懸架と先進的なもので、後にロータスの「コーリン・チャップマン」に影響を与えたといわれる。 当時、不評であったスタイルは今ではアールデコスタイルのアイコンといわれ、さまざまな革新的なアイデアであったが、 普通のクルマの4倍近い価格により生産台数は僅か9台にとどまったという。 ハンドメイドで造られたために、同じスカラブはなかった。 スカラブ(昆虫・コガネムシ)のネーミングは、スタイリングのイメージに由来する。 
モデルはアメリカ車を得意とするイギリスのブルックリンモデルが1999年から2013年にリリースしたもの。 ブルックリンモデルの特徴であるホワイトメタル製のボデーは、素材からくる骨太で重厚な雰囲気を持っている。 ブルーメタリックと鈍く光るメッキのアクセントの対比も得がたいものとなっている。 他にシルバー色も発売されている。
( ブルックリンモデル 製品番号‐BRK・78。 イギリス製。)


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